交流回路・基礎

入門ーアナログ回路

【交流の時間軸を考えよう】

 

交流とは同じ場所で電圧が上下している状態をイメージして欲しい。 そのときの基準となるのはグランド電位(0V)である。 GNDとも表される。

この演習授業では、地球の電位を測定基準として、上下動する電源を考えよう。

基準電圧はオシロスコープのプローブの黒のワニ口を接続する場所である。

黒のワニ口は直流電源の黒の端子、発振器のプローブの黒の大きめのワニ口となる。

電子回路、電気回路の基本は、まず最初に基準となるGND電位に注目することだ。

 

オシロスコープに現れる波形は電源が上下した軌跡であり、電源が横に移動している訳ではない。

 

考え方のヒント: 電源の上下の速度を角速度

            で考えよう。