入門ーアナログ回路

(考え方)

  右の回路図でキルヒホッフ第一法則を用いてa,b,c,d 点で

入出力電流の4式を作成できる。

 また、4つの閉回路を考え、キルヒホッフ第二法則を使用して4式を作成できる。

    i3 = i1 - i5 、 i4 = i2 + i5 よりi3,i4は使用しなくて良い

 R5に電流が流れている場合の計算は複雑になるため、皆さんはR5に電流が流れない場合のみ計算できれば良いこととする。

 

 そして、不平衡状態の考察は皆さんが測定データのグラフ

を読み取り定性的に考察するものとする。 平衡状態では

R2:R4=R1:R3のとき、a-b間の電圧が等しく分圧される。

(i2=i4, i1=i3とするため、各抵抗の比が発生する電圧となる)

これを変形すれば(4.1式)となる。

 もちろん電流から計算して導出しても良い。

 平衡状態ではR5は無くても各点の電圧は変わらない。